リハビリテーション×アクセラレーター=イノベーション

リハビリテーションが必要な方に必要なだけ必要なときに提供出来る仕組みと、制度を作るための学習的な事を書いています。

理学療法士+αが創る可能性


理学療法士の資格だけでは不十分であると常々感じています。理学療法士+αのスキルを身に付けることが、求められている多様なニーズに応える為に必要なことと思います。

私はあと半年もすると不惑の年代の仲間入りとなる。30代を振り返ると小説でも書けそうなくらい色々なことがあった。いい意味でも悪い意味でもたくさん変化があった。もちろん肉体的にも(-.-)付いたお肉がなかなか取れなくなった!40代を更に楽しむために、+αの自己投資を始めたいと思います。

そんなこんなで、理学療法士として勤務している今の会社では、東日本グループ関東エリアマネージャーということで、3つの直営店舗(石和、甲府、八王子)のマネジメント。つまり、働く人が働きやすくなる環境作り、サービスがより良くなるための品質管理、人が成長していけるような教育制度開発などをしています。

それとは別に、東日本におけるフランチャイズ店舗のスーパーバイザー、運営やトレーニング方法、レッドコードエクササイズのコンサルティング、新規フランチャイズ出店の支援・開発などかなり多様な業務に就いています。

そうなんです!理学療法士として、現場でクライアントと直に接する、治療的な関わりをする事がほとんど無くなっています!

それはそれでどうかと思うのですが、私自身は理学療法士ですが、リハビリテーションのプロという認識でいます。リハビリテーション理学療法の区別はまた後日語りたいと思います。

今のような仕事をしている中で必要性が高く、クライアントの要望に対応していくためには、next-oneを追求していく事に決めました。

例えば、相談される事案としては、利用者さんから多いのは、年金のことや介護保険の細かい部分の事など。解る範囲でお伝えはするが、私は社労士でも税理士でもないため、本当に知っていることしか伝えられない。

また、それぞれの資格で業務独占など、一般の我々がしてもよい範囲などがあるはずなので注意しなくてはならない。

法人相手の相談は、労務管理に関する事案や、職場の人間関係、教育、管理体制運営の効率化なども多くなっている。

理学療法の問題解決スキームを当てはめれば大概の事はアプローチできる。しかし、真にクライアントの要望に応えるならば不十分な対応しかできていない。

対価としてお金を頂いている以上、この事はプロとして働いているつもりである私自身納得いかない。

理学療法士リハビリテーション関連職種は、まさに地域の元気を体現していくキープレーヤーです。それだけに、専門的な知識だけでなく、広く社会の事、世界の情勢、経済の事、法律の事などを身に付けていく必要があると思います。

なにが言いたいかと言えば、資格を取りましょう!ではなく、もっと社会と関わって、外に意識を向けましょうと言うことです。井の中の蛙にならずに。