リハビリテーション×アクセラレーター=イノベーション

リハビリテーションが必要な方に必要なだけ必要なときに提供出来る仕組みと、制度を作るための学習的な事を書いています。

送迎について思う事など・・・

8月に入りましたね。もう3日過ぎましたが。

暑い日が続いていますね。

月曜の週初めから色々とバタバタしておりまして。

何とか調整しつつ、整うのは9月になりそうだなという

見込みだけイメージして。

さて、タイトルにあるように、送迎について思う事をちょっと

書き連ねていこうかと思います。

皆さんの事業所(デイサービスや通所系の方)では送迎

体制どうなっていますかね。

我々は店舗にもよりますが、ドライバーさんに勤務しても

らっているところが多いです。

最近、介護事業所の送迎車事故が増えているという報道

があったので、気になってます。

店舗の運営タイプにもよりますが、一般的にデイサービス

は朝9時とか10時くらいから夕方16時くらいまでの1日型

と、9時から12時まで、14時から17時までとかの半日型

に分類されるかと思います。

朝、通勤通学の一般車両に混じって、介護事業所の看板を

背負った送迎車も多く見かけますね。すれ違うたびに見てま

すが、大きな事業所ほどドライバーさんのような方が運転を

しており、規模が小さな事業所ほど、スタッフと思われる方が

運転している傾向です。

事故が多い。

そういうニュースがあるたびに、「人災」である可能性が高い

のではないかと感じてしまいます。

特に夕方の送迎時は、注意が必要です。

世界のTOYOTAが発信する安全センターの調査でも証明されています。

https://www.toyota.co.jp/mobilitas/anzen/vol23_1.html

冬、特に夕方の運転にはくれぐれも注意しましょう。

これは、全体的なデータとして解釈してもらいながら。

介護現場という事で違う視点で考えていみたいのですが。

朝は、昨日の疲れが残ったまま運転していませんか?

夕方は、昼間の勤務の疲れが溜まった状態で運転していませんか?

介護事業所でも、きちんと定時に近い時間で終業出来る所は

大きく問題にはならないと思いますが、月末などは多くの事業

で書類作成等の残業があり、遅いところは本当に遅いようです。

そして、翌日に疲れや睡眠不足のまま運転する。

怖いですよね。

夕方も同じです。

介護現場は、人対ひとです。コミュニケーション一つとっても、神経を

使うもんです。

そんな疲れた状態で夕方の送迎に出る。

ちょっと心配ですね。

でも、ドライバーさん雇う金銭的余裕はないし。

朝、昼、夕だけ都合よく来てくれる人もいないんじゃないかな?

と、考えてしまいます。

でも、よく考えて下さい。

事故を起こして、利用者さんやスタッフに万が一のことがあったら

それこそ、お金で解決できないほどの大変な自体になるという事を。

ドライバーさん一人いたら、スタッフが一人お昼休みをちゃんと

取れるようになります。

お昼休みは常勤で勤務している方は、必ず1時間以上取るように

しなくてはならないのは企業の義務です。ちゃんと休んで

フレッシュな状態で午後や、送迎に行けるように人員配置や環境を

整備する事が、最終的には利用者さんの安全を担保するという

事に繋がるはずです。

あと、車の整備とか購入などもそうです。

運営資金が乏しいのは最初は仕方がないです。中古で程度の良い

物を選ぶと思います。

ただ、いつまでたってそういう車両を送迎で使用しているというのは

どうかと思うんですね。

他人さまの命をたくさん乗せて毎日朝昼夕と運行するのですから

それなりの安全性能がある車両に替えていくべきだと思います。

ほぼ毎日の送迎業務を可能であれば外部委託や専門の運転手を

雇用するという方法で、利用者さんやスタッフの命を守ってほしい。

また、国はそういう事例を反省して欲しい。

削減削減で介護保険点数が減らされると、事業所として一番削減の対象

となるのは、やはり人件費なのですから、安全に運営できるための

点数設定をするなり、運転手配置を促すなどして対応してもらいたいと

願ってます。

楽しみや目標達成のために通所される利用者さんがこれ以上不慮の

事故で無くならないような仕組みを考えていってほしいと願ってます。