リハビリテーション×アクセラレーター=イノベーション

リハビリテーションが必要な方に必要なだけ必要なときに提供出来る仕組みと、制度を作るための学習的な事を書いています。

実地指導から学ぶ

久々の更新となりました。

お盆はお休みをいただいておりました。

我々の会社はお盆休暇があるので助かります。

オンとオフの切り替えをきちんとしないと容量オーバーして

しまうので、きっちりとお休みしました。

さて、今日から通常業務となりましたが、来週の火曜日には

行政からの実地指導があります。

事業所が開設したのが平成24年の5月。

なかなか来ないな~!と思っていた矢先の知らせでした。

過去、全ての勤務先で実地指導を体験してきて、通算5回目に

なります。毎回勉強になっております。

「指導」ということなので、運営上のあいまいな箇所や

対応に困っている事例なども相談して、より良いサービスに

繋げるようにしたいと思っております。

現在勤務している会社自体が、大企業のサポートを受けて

居るので、コンプライアンスには非常に気をつかってます。

そのため、実地指導があるからといって、慌てて何かを作る

という作業はありません。むしろ、今までの全ての利用者さん

の情報を見返して、見直して、「もっとこういう目標が立てられた」

とか確認しながら反省することのほうが多くなっています。

実地指導で過去の記録を見返すことは、自分たちのしてきた

サービスの結果を客観的に見直す良い機会だと思ってます。

サインがあるかどうかとか、時間の整合性が保たれているか

とか、法令上必要な箇所の確認は、日々の業務内にキチンと

業務内容として落とし込まれており、抜けが無いような仕組み

さえ構築出来ていれば、そんなに困ることはありません。

むしろ、利用者さん個々の目標設定、メニュー選定、定期評価

などの中身が充実しており、その方の生活向上に繋がっている

かが重要となります。

しかし、我々介護保険事業所は、保険者から「指定」されて運営

しています。きちんと守るべき事は守る。その中で生じた

運営上の細かい部分の疑問点をいくつかリストアップして

指導担当者さんの意見を聞こうと思っています。

そういう機会なんだということの認識でいます。

指導担当者さんも、行政内の色々な部署を回ってくる方が

多いのも事実で、担当者さんも分からない事だってあります。

そういうときは、法令根拠をしっかりと見つけて解釈していく作業

が必要となります。

弊社では、結果が求められるような事業形態での運営をしている

関係上、個別機能訓練の目標設定や管理、生活動作との関連

性をどのようにリンクさせ、生活の質の向上に繋げているか

という部分で、我々の考え方や、運営の方法が適切かどうか

は確認しておきたい事項ではあります。

今までもこれからも、結果として、リハビリ型デイサービスを

利用することで、良好な費用対効果が認められる。という

アウトカムを確立したいです。

ただ身体を動かす場所だけではなく、それぞれの生活状況

環境、夢、目標、生き様をきちんと分析して、利用者さんの

真のニーズを把握する作業を深化させていけるよう日々

研鑽をしていき、たくさんの人と笑顔で過ごせるように。

だらだらリハ、なんちゃってリハ、してもらうリハからの脱却

を推進してまいります。