リハビリテーション×アクセラレーター=イノベーション

リハビリテーションが必要な方に必要なだけ必要なときに提供出来る仕組みと、制度を作るための学習的な事を書いています。

第3回これからの理学療法を考える会に参加して・・・

お盆が過ぎて、やっと朝晩は少し過ごし易くなってきましたね。

まだまだ日中は暑いので、注意が必要ですが。。。

きっと、あっという間に秋が来て冬になるんだろうなと。

思うこの頃です。

さて、表記の第3回理学療法考える会に参加してきたので

感想など、自分の頭の整理のために書き残しておきます。

この会は偶数月に開催されており、場所は蒲田です。

毎回、優秀な講師の方をお招きして、タイムリーな情報を

提供してくれたり、グループディスカッションの時間を必ず

設けたり、協会関連の情報なども時には得られます。

参加者も、危機感を感じている方が多く参加している熱い会

です。会費は1,000円でどなたでも参加が可能です。

開催のアナウンスは、「PT-OT-ST.net」やfacebookで告知

されることが多いです。

今回の内容も非常に有意義でした。

まず、株式会社ケアレンツの代表取締役 井田さんによる

「ささえるひとを、しあわせに」のコンセプトで立ち上げられた

Webサイト 「オヤミル」 の紹介がありました。

https://www.oyamiru.com/

これは、介護している人の負担軽減を目的としたサイトだそうです。

介護する人が、リハビリテーション専門職等とつながり、生活上の

課題等を質問でき、地域資源や介護資源とのマッチングも可能とする

ことで、支える人を支える仕組みを作っているようです。

私も微力ながらお手伝いをさせていただいてますので、よかったら

訪問してみてください。

次に、友清さんによる最新の業界情報の提供があり、我々の職域

などについて考えさせられる提示もありました。

メインは、厚生労働省保険局の森さんによる講義でした。

森さんのお話の中で印象に残っているのは、被用者保険の特性を

踏まえた保険事業の仕組みを構築していくことも、我々の職域として

成り立つのではないかということ。

また、産業リハビリテーションの分野や、生活習慣病関連への

予防的取り組みを、保険者・事業主と連携して介入していく事で

加入者の健康意識向上、生活習慣の改善を図り、健康の維持改善

を狙うというスキームも療法士として目指してもいいのではないかと

いうような趣旨でした(間違っていたらゴメンナサイ汗)

最後に、参加者6名程度でグループになり、ディスカッションの時間

えーーーー、テーマは。。。

スイマセン覚えてません。

が!皆がみんな現状に対して危機感を持っており、それぞれに

持っている想いが非常に強いということを感じました。

時間は当初15分だったにも関らず、議論が尽きない・・・

一言で発表をまとめると「アウトカム」が大事ということと

理学療法士としてのアイデンティティ、一般の方々に知ってもらう

事、教育制度の見直しなどさまざまでした。

まさに、今回出てきた事は、我々がもっと危機感を持って対応して

いかなくてはいけない事であると思います。

そんな熱い議論が時間内で終わるわけも無く、第二ラウンドを

別施設(桜水産という居酒屋)で開催。

終電時間を気にしつつ・・・

思わぬ縁が実はあったり、あの人と繋がっていたんですか~!

なんて事を語ったり。

あ、写真撮ればよかった。

まぁ、そんな想いを持った人たちの勉強会です。

当然といえば語弊がありますが、100%男子でした。

次回以降は女性も参加して欲しいと思います。

明日からまたお休みをいただいて、親孝行してきます。

おやすみなさい。

木村