リハビリテーション×アクセラレーター=イノベーション

リハビリテーションが必要な方に必要なだけ必要なときに提供出来る仕組みと、制度を作るための学習的な事を書いています。

地域ヘルスケアビジネス創出支援人材育成プログラム①-1

こんばんは。

ヘルスケアビジネスアクセラレーター(仮)のきむらです。

経産省事業である表記の研修会に参加してきました。

正確には、経済産業省 商務情報政策局 ヘルスケア産業課

頭の中が新しい用語と知識でパンパンです。

忘れないうちに復習の意味を込めて書いておきます。

え~。

どうやら経産省は本気です。このプログラムの参加者は

アクセラレーターとして活躍していくことになりそうです。

アクセラレーターとは。

構想期にあるヘルスケア事業者に対して、リスクマネーを獲得するのに

十分なビジネスモデル・事業計画の策定を指南する役目。

車で言う「アクセル」。加速させる人のことを言います。

地域企業やNPO自治体、異業種からヘルスケアビジネス

(ここでは公的保険外の取り組みと理解してください)

に参入、新規事業立ち上げをする際に、資金を得て実施します。

その資金を提供する先はリスクマネー提供者とします。

リスクマネー提供者からしたら、事業を始めました。でもうまく軌道に

乗りません。返済が出来ません。ではとても困るのです。

そこで、ヘルスケアビジネスに精通した画を描ける人材がサポーター

として必要です。類似する言語としてインキュベーターがあります。

ビジネスモデルや会社を構築することを目的とし、革新的なアイデア

「生み出す」(インキュベート)

アクセラレーターは既にある企業の成長を「加速させる」(アクセラレート)

のが役割です。

アクセラレーターはビジネスの拡大に焦点を当てているが、インキュベーター

イノベーションをより重視していることが多いといえます。

つまり、ヘルスケアビジネスを三方良しでやりましょうよ!

でも、事業として失敗しては困るから、それ専門の支援家を派遣

するから最低5年は頑張ってみてよ!ということです。

更に言えば、補助金助成金では事業が永続しにくいことから

融資が出来るファンドがいくつかあります。そのなかでもREVICは

地域ヘルスケア産業支援ファンドを作っており、各地方の銀行が

出資先になっています。これだって政府の方針なんですよ。

「日本再興戦略」として2014年にプランが出来ています。

経産省も本気なら、金融庁も本気です。

地域経済活性化支援機構

Regional Economy Vitalization Corporation of Japan(REVIC)

http://www.revic.co.jp/index.html

事業者の成長段階には

構想期⇒実証期⇒成長期⇒安定・拡大期という流れがあります。

今回のアクセラレーターは、実証期のフェーズにおける乖離を

最小限にする役割を持っています。

要するに、事業家とリスクマネーの橋渡し的存在となります。

具体的には、ビジネスモデルの構築や事業計画の策定など

多岐にわたります。コンサルタントは顧客から雇われますが

アクセラレーターは顧客から雇われずに、リスクマネー提供者が

顧客になるという構図になります。

もう眠たいので続きは次回。

明日は社労士の勉強がスタートします。

おやすみなさい。